各システムにおいて、成果を誤りなく高品質に作成するためのさまざまな検査・点検機能を用意しています。

機能について

事務支援システム

異動事項の入力時検査

分合筆や筆界未定の異動事項を入力する場合に、関連する地番の属性が異動事項を設定するのに適しているか否かを検査します。

例)合筆を設定する場合は、自身と関連地番との属性(所在・地目・登記所有者情報・権利情報)が一致しているか否かを検査します。

異動事項の一括検査

異動事項設定後や成果作成前に対象地番すべてに対して一括検査が行え、検査を行うと、データの整合性に問題のある地番が抽出され抽出された地番だけを修正することができます。

地籍調査システム

地番図形の形状検査

地番の結線に問題がある箇所に色を付けて表示し、訂正が必要な箇所が一目で確認できるので、誤りのない高品質の成果を効率的に作成できます。

結線検査

地番属性の突合検査

事務支援システムに登録した調査前後の筆属性と、地籍調査システムに登録した地番図形との突合検査を行います。
調査図素図における公図不明地番や属性不明地番、地籍図における地籍簿と比較した際の測量成果の誤り等を簡単に抽出できます。

属性マッチング

地籍測量システム

観測手簿の各種検査

観測手簿を整理する際に観測較差・重複点・基準方向距離・距離観測の有無等の検査により、効率的にエラーを抽出できます。

調査図と観測手簿の突合検査

調査図の筆界点と観測手簿の筆界点での突合検査を行い、漏れや間違いなどを簡単に抽出でき、手戻りをできる限り少なくします。