法務局から提供される電子データを取り込んで調査前データを整備します。

機能について

法務局提供資料の取り込み

法務局から提供される電子データ(要約書CSVと地図XML)から調査前の情報を作成できます。

要約書CSV(属性)の取り込み

対象地番の抽出や外字情報の変換など、必要な処理をメニューに沿って進めることで、CSVファイルから調査前の情報をまとめて作成できます。

また、システムに取り込んだCSVファイルから、紙面と同様の形式で帳票が作成できるため、CSVファイルと調査前情報の突合が効率的に行えます。

地図XML(公図)の取り込み

XMLファイルに含まれる法務局管理の字情報を変換して取り込むことができます。また、複数のXMLファイルを取り込む場合は、既存の図形付近に移動することができるため取り込み後の整理作業を効率的に行えます。

公図と要約書のマッチング

事務支援システムで取り込んだ要約書情報と地籍調査システムで取り込んだ公図情報は、字と地番名で自動的にリンクされるので、地目や所有者による着色が取り込んだ直後から可能です。

また、「公図不明地番」や「属性(要約書)不明地番」の一覧を抽出し、法務局への問い合わせに利用することができます。

調査前の属性情報と要約書CSVの比較

MCASSに登録されている属性情報と最新の要約書CSVを比較して、属性が異なる一覧を抽出できます。これにより、送り込み前の確認作業を効率的かつ高精度におこなえ、併せて調査後情報も確認できるため、関連する異動事項の修正が可能です。